精神障害のある方の支援プログラムについて
JoBridge飯田橋の内田です。
 
 
ご存知の通り平成30年4月以降、精神障害者の雇用義務化に
伴い企業各社が精神障害者雇用・定着の取り組みに力をいれています。
 
 
就労定着を推進するための精神障害者向けの
標準職業準備支援プログラムは当事業のプログラムは
ほぼカバーをしています。
 
 
精神障害者が自身の特性をより理解するためには心理プログラム、
グループワーク、職場実習を通じて体感することが大切です。
 
 
それによって障害者と支援者で共通認識(特性、職業上の課題等)
することで、確かな質の高い支援が可能となります。
ストレス対処法ではストレスサインをチェック表に書き込むことで、
体調状態がわかり、それによってストレスコーピング(対処のしかた)
でストレスをコントロールできます。
 
 
セルフトークは自分自身に対してかける言葉のことです。
人の心と言葉は関係が深いと思います。下を向いて「なんだかなあ…」
と呟くと、どんどん気持ちが沈んでいく一方、顔を上げて胸を張り
「やったる」などと言うと気持ちがアップしていき体も元気になります。
 
 
ですからセルフトークのバランスはすごく大切です。
バランスのとれたセルフトークがスムーズな仕事や良好な人間関係を
作りますので、是非自分のセルフトークを確認してみると良いかと
思います。
 
 
グループワークは利用者のほとんどの方が苦手なので、テーマを決めて
障害者と支援者でディスカッションをします。
 
 
例えば「確かな就職先を決めるには?」をテーマにして
ディスカッションをすると面接だけでは働いているイメージや
どんな社員と一緒に仕事するのか不安を感じるので、
事前に職場実習を実施してもらうと払拭するので企業には
是非取り組んでもらいたいとほぼ全員が思っています。
 
 
職場実習は就活に向けて自身の課題を確認する場でもありますし、
課題があれば修正する機会でもあります。当事業所の利用者は
職場実習を通じて大きく成長しており、たくましくなっている
姿は誰もが動いた分、新しい自分になっていると感じております。
 
 
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所
JoBridge飯田橋