企業面接で感じたこと
JoBridge飯田橋の内田です。
昨日、東証1部大手企業の面接同行をしてきました。
担当部門の部長、執行役員、管理部長との面接でした。
精神・発達障害者の採用は今までなく初めてのこと。
昨年から大手企業が精神・発達障害者の採用に力を入れ
はじめている。いくつかの理由があるが、身体障害者が
定年を向かえる。(日本では身体障害者の雇用から
始まったので)また、医療の発達もあって身体・
知的障害者が減少していることもあるようです。
今回初めて精神・発達障害者の採用ともあって
事前に障害者雇用について話をしました。
精神・発達障害者の特性がなかなかつかめない
こともあって時間をかけてお話をしました。
また、私どもは採用したい企業に一度来所して
いただき、見学していただく、できれば体験して
いただくようにしてもらってます。
文書だけでは精神・発達障害者の特性を心の
中に体感できないので同じ空間でコミュケーションを
とりながら感じ取ってもらうことが大切と思っています。
面接では事前に話し合っていたこともあり、
スムーズに進みましたが、障害者が専門スキルを
持っているため、担当部門の部長が細かく話を
聞きました。
特に、障害者特性上、得意でない顧客との折衝も
できればやって欲しいとか、関係部門との調整を
お願いしたいとか、いわゆるクローズ面接的になった
ので再度、障害者特性についてお伝えし現状を知って
いただきました。
いつも思うのですが、仕事してもらうのでれば
守備範囲を広げて取り組んでもらいたいと気持ち
になってしまいます。
嬉しいことでもあるのですが、仕事の期待感が
あればあるほど現実とのズレが発生し
ひどすぎると結果、退職となるので私どもしっかり
特性を伝えていく事を痛感しています。
この面接については、リーダーのサポート業務で
どうですかという話になり、職場体験を通じて企業
と障害者がふり返りを行い、次に進めるか決めます。
私たちも毎回動く中で新しい気づきや発見があり、
学ばせていただいております。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~