『うつ病と食事・ミネラル編』
JoBridge飯田橋の渡部です。
 
うつ病は、栄養素の欠乏からリスクを高めます。
栄養素とは、ビタミン・ミネラル・アミノ酸
・脂肪酸などから成り立ちます。
 
 
 
今回は、ビタミンについて書きたいと思います。
 
 
 
不足するとうつ病のリスクを高めることが指摘されて
いる主なミネラルは、鉄、亜鉛です。
 
 
 
鉄は、モノアミン(ドーパミン、セロトニン、
ノルアドレナリンなど)という意欲に関わる
神経伝達物質の合成や代謝で重要な働きをしています。
鉄が欠乏すると、疲れやすさ、イライラ、興味・関心の
低下、集中力の低下などの症状がみられることがあり
ます。
 
 
 
亜鉛は、シナプス小胞(神経細胞のシナプスにある
神経伝達物質を貯蔵している場所)に多く含まれ、
神経伝達物質と共に放出されて神経伝達物質の受容体を
活性化するなど、重要な役割を果たしています。
 
 
 
亜鉛が欠乏するとうつ症状が起こるといわれており、
うつ病患者は血中亜鉛濃度が低いという報告もあります。
食品添加物として使われるポリリン酸などは、腸からの
亜鉛の吸収を阻害するので、加工食品の過剰摂取は注意
が必要です。
 
 
 
ポリリン酸(Na)とは、コンビニ弁当、菓子パン、
インスタント麺の結着剤、品質改良剤として含まれて
います。
 
 
 
レバー、海藻、緑黄色野菜、納豆などには鉄が、
牡蠣、鰻、牛肉、レバー、種実類などには亜鉛が
多く含まれているので食事の参考にしてください。
 
 
 
そう思うと、コンビニ弁当、菓子パンやインスタント
ラーメンを楽だからと言って食べ続けるとミネラル不足
になるから要注意ですね。 
 
 
 
 
 
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