『 理想と現実 』
JoBridge飯田橋の渡部です。
利用者の方は、皆、就職をこう描いていると思います。
自立した生活ができる収入を得て、長く何年も、
正社員で就職したい。
しかし、現実は違います。
どうしても自分がやりたいことがありそれに向かって
就職活動する。
それは、悪くないことですが、それにばかり固執して
今の自分、将来の自分を見失いことになりかねない
のです。
その一例として、
あるオペレーター志望のメンバーがいました。
その方(Bさん)は、仕事経験が乏しく、
若いため世間もあまり分からないために
自分の好きなことを優先順位に考えて
企業選択をしました。
その内容の職場体験実習にいったBさん。
業務内容はBさんにぴったりあったもので
将来やっていきたいと希望していました。
しかし、その職種は、若者がアルバイト
で働くような職種で、賃金が低く、
スキルアップもできないような長い年月働けるような
場所ではなかったし雇用条件もパートで保障も
ないところだったのです。
Bさんとしては将来的に東京で暮らして、
家庭を持ちたい希望もありとても就職する
条件ではありませんでした。
私はBさんと一緒にその職種の一般的な
労働条件の相場を調べました。でも、
やはり将来的にその職種でやっていけるような
企業は見つかりませんでした。
そこで、私は、実習での経験よりBさんの
器用さセンスを見通してオペレーターではなく
プログラム開発に関連する仕事を探すように
してみました。
そして、Bさんは将来を見通した仕事探しを
するようになりました。
今回は実習を通して利用者様の“特性”だけではなく、
“特徴”を見出すことができ、
“今”だけを見た仕事選びではなく、
“将来性”を考えた職業選択を考えていける
ことができました。
自分一人なら今だけなら容易に
仕事を探すこともできるでしょうが、
他者の助言を聞くことにより、
長い将来も考えた就活ができるのも
就労移行支援の利点ともいえるでしょう。
あなたも一人で悩むより、
他者と一緒に職業選択をしてはどうでしょう?
自分だけでは気づかなかった
将来が見えるかもしれません。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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