『 ハローワーク職場実習合同面接会 』
JoBridge飯田橋の渡部です。
 
 
 
先日、ハローワーク主催の「職場実習合同面接会」に
行ってきました。
特例子会社、メーカー、書店、病院などの24社の
企業が参加し、盛大に開催されました。
 
 
 
ハローワークが主催の実習面接会は私にとって
初めてのものでした。
それも、採用前提ではない、実習のみの合同面接会に
行くのは、珍しいことでした。
 
 
 
当日の天気は、曇り時々雨で湿度が高いとてもジメジメ
して気分がどんよりとする日でした。
JoBridge飯田橋からは、その面接会に2名の方が各2社
ずつエントリーしました。
 
 
 
一人は、拘りが強く細かいことまで気になってしまう
Aさん、もう一人は、とてもネガティブな思考を持ち、
何事にも不安になってしまうBさん。
面接準備はしたものの、私は一抹の不安を抱いていまし
た。
 
 
 
しかし、二人の面接態度は一変していました。
Aさんは、歯切れが良く、変に拘ることがなく、
相手の会話を良く聞く態度をしめし、
Bさんは、少し緊張して声が上ずっていたものの、
前向きな発言をしていました。
 
 
 
面接官にも好印象を与えた二人に私はびっくりしました。
面接が終わってからのふり返りの時間でどうして態度が
変えられたかを私は二人に聞きました。
 
 
 
そうしたら二人は声をそろえて、
「JoBridgeに居る時の態度では面接には通らないと
思って…」と言いました。
 
 
 
社会人を経験していた二人には、病気を自覚していて
クローズで何度も転職を余儀なくされた苦い経験が
思い出されて、自然と面接では“よそよそしい自分”を
出していたのです。
 
 
 
私は思いました。自分の障害があることを
自覚していてもそれを整理すること(疾病理解)が
出来ず、クローズで働かなくてはいけない時期を
経験してきた方々は、オープンで行く時でも、
無意識に面接でクローズのことを
思い出すのだな~っと。
 
 
 
私は、皆の肩の力を抜いてあげて、オープンでは、
JoBridgeに居る時と同じように“素の自分”を出して
合理的配慮を得られて働くことができるんだよ。
と教えないといけないなと思いました。
 
 
 
 
  動いた分、新しい自分になる!
  就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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