JoBridge飯田橋の渡部です。
JoBridge飯田橋では、
4月から9月と９名が就職しました。
そして、新たに就活期へ移行してきたメンバーが
入ってきました。
その中のAさんは、職場体験実習面談会に参加し
高倍率の中で面接資格を得られたのですが、
毎回、面接で先行されませんでした。
その原因は、笑顔でした。
障害特性のため、初対面の方と会う時には
極度の緊張してしまい無表情になるため、
企業側が見る第一印象が良くないと思い
コミュニケーション能力が乏しいと思われて
しまいました。
そこで東京しごと財団の随時行われている面談に
行きました。その面談は、就労支援を受けている
方にしかできない面談です。
面談で、Aさんは希望の条件と自分の特性を話し
していきました。そこで話していく内に
しごと財団の方がAさんに似合う仕事をチョイス
してくれて、実習先が決まりました。
その実習では、採用選考はないため、職場体験
しかできませんが、Aさんにとっては久しぶりの
働く場所でした。
実習前に行った企業面談ではAさんから笑顔が
ありませんでした。企業の方も内心「大丈夫かな？」
と思っていました。
そして、5日間の実習を終えて最終のふり返りに
私が企業へ訪問したところ、Aさんは笑顔で私を
迎え入れて下さいました。
私はびっくりして何があったのかを企業の方に
聞いてみました。
そうすると、企業の方から意外な結果を話されました。
それは、Aさんは生真面目で、何事に対しても一生懸命
に取り組んでいて、礼儀正しく、報連相も
コミュニケーションも他者と良く出来ていました。
企業の方も驚いており
「今の状態ならすぐに就職できるよ！」と太鼓判を
押してくれたのです。
しかし、企業の方に面接を通過できないことを伝えると、
「笑顔だけ、できれば。必ず大丈夫ですよ！」と
言ってくれました。
Aさんも働くことには自信を持てるようになったので、
あとは障害特性上の見た目（表情）のことを面接官に
説明を話せるようにならないといけないな、
と気づきました。
職場体験実習は、ただの就職するためのインターンの
ように思われますが、“自分を知る”ツールにもなります。
あなたも、JoBridge飯田橋に来て、職場体験実習を
してみませんか？
動いた分、新しい自分になる！
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
～うつ病・発達障害など専門の就労移行支援～
～自分らしい生き方、働き方を見つける場所～
