JoBridge飯田橋の木口です。
先日、就労支援員のスタッフと共に企業訪問をし、
就労定着面談をいたしました。
この就労定着面談は、JoBridge飯田橋の卒業生が健康で
長く働くことができるよう、サポートをするために
行っています。
普段の私の主な業務は、利用者さんにメンタル系の
プログラムなどを提供することです。
そのため、事業所内での業務が中心となり、
なかなかJoBridge飯田橋を卒業した方の定着面談に
行く機会はありませんでした。
ですので、今回企業を訪問させていただき、定着面談
をすることはとても新鮮で貴重な経験となりました。
定着面談では、まず、働いている当事者の今の様子を本人
から聞きます。
業務の内容や、困っていることはないか、最近の体調や
気持ちの変化など様々な角度から話を伺います。
業務上、分からないことや、悩んでいてもうまく企業側に
伝えることができないということがあれば、JoBridge飯田橋
のスタッフが仲介をして、企業側に伝えることもあります。
ご本人の話を伺うと、担当の方がいらっしゃらなくても、
メモで報告や連絡をすることが、以前よりもできるように
なってきていますとお話がありました。
また、仕事ができるようになって、もっと周囲の人から
頼られる存在になりたいという大きな目標を持って、前向き
に業務に取り組んでいらっしゃるようでした。
次に、企業の担当の方と、お話をさせていただき、本人の
普段の様子や、作業の精度などをお伺いします。
企業の方からも、頼んでいた業務が終わると、きちんと報告
をしてくれていますという評価をいただきました。
良い評価もいただきましたが、今後の課題についても企業の
担当の方からお話がありました。
100%完璧に仕事を行うというのは、人間だれしも難しい
ことです。
ましてや、まだ就職して間もない方だったらなおのことです。
新たな課題をいただいたということは、それだけ、企業の方
からも期待をされていると、前向きにとらえて、次の
ステップに進んでいっていただきたいなと思いました。
就労に向けたプログラムを日々、提供している私としては、
実際に仕事をして生き生きとした表情の卒業生を見ると、
とても嬉しくなります。
仕事をしていると、上手くいくことばかりではないと思い
ますが、JoBridge飯田橋のプログラムで学んだことを糧に、
更なる成長を期待しています。
動いた分、新しい自分になる！
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
～うつ病・発達障害など専門の就労移行支援～
～自分らしい生き方、働き方を見つける場所～
