JoBridge飯田橋 スタッフの原です。
今日は書籍紹介をします。
「働き方の哲学」という本で、
「360度の視点で仕事を考える」という
サブタイトルがついています。
この本は、各種キャリア理論について、
きれいなイラストでわかりやすく解説をしてくれています。
キャリア理論にもいろいろありますが、
例えば、「働きがい」「適性」などについて、
多角的な視点から述べられています。
![](https://snabi.jp/uploads/blog_article_picture/201910/18/l_e030f621-45bf-4d4d-8211-2014e50e8d11.jpg)
この本を読んでいると、知らず知らずのうちに、
自分にとって働くとはどういう意義を持つのかに
ついて考えさせられます。
私はこれまでキャリアコンサルタントとして、
いろいろな方のキャリア選択をサポートしてきました。
また、そのために多くのキャリア理論を学んできて、
理論の一つひとつは「なるほど」とは思うものの、
それを相談者に伝授したところで、
大きな効果は得られないというのが実感でした。
結局のところ、自分自身の生きがいや価値観を
明確にすることが全ての土台であり、
キャリア理論はその気づきのヒントにすぎないのです。
そういう意味で、この本は、多くの理論が網羅してあって
ボリュームがありながらも(263ページ)、
全てのページがシンプルで楽しいデザインになっているので、
眺めているだけでも自己理解に役立つ本だと思います。
現在働いている人も、働いていない人も、
また、一度も働いていない人、
長いキャリアがある人、部下を持つ上司でも、
誰にとってもヒントをくれる一冊だと思います。
<おまけ>
紹介した本にも載っている有名な寓話をご紹介します。
◆寓話「3人のレンガ積み」
中世のあるヨーロッパの町で、建築現場に
3人の男が働いていました。
3人とも同じ仕事を担当しています。
「何をしているのか?」と聞かれて、
それぞれの男は次のように答えました。
1人目「レンガを積んでいる」
2人目「金を稼いでいるのさ」
3人目「後世に残る大聖堂を造っているんだ!」
(同じ仕事でもどのような意識で働くかによって、
やりがいが違ってくることを示唆しています)
![](https://snabi.jp/uploads/blog_article_picture/201910/18/l_e46bca32-6a88-46ed-91ff-b0af8c207942.jpg)
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