JoBridge飯田橋の渡部です。
先日、定着面談に行ってきました。
Aさんは通所する前は重い統合失調症で
入院をしていました。
JoBridge飯田橋に通所した時は、
いつ症状が現れるか心配でしたが、1年間、
プログラムを行い、無事に就職しました。
社会人経験の無いAさん、何もかもが初めて
の経験で、不安と緊張の連続の日々を過ごして
いました。
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そんな中で就職したV社はAさんのことを
色眼鏡で見ることはなく一人の人間として
普通に接してくれました。
そして、企業の方はAさんがやりやすいように
業務内容の進め方を改善してくれました。
Aさんは仕事に慣れて4ヵ月が経ったある日の事
職場でレクリエーションがありました。
Aさんにとっては初めての福利厚生の一環の行事、
事前準備を業務の担当の方と一緒に
コツコツとやっていました。
無口で人前に出るのが苦手なAさん、
レクリエーションでは、最初何も話さずに
ゲームで当たった景品をただ手渡すだけのはずでした。
しかし、ゲームが始まるとハプニングが起こりました。
場内があれやこれやの騒ぎになり、進行役も
いっぱい、いっぱいになってしまったのです。
そこでAさんは「何か手伝わないといけない!」と
思いました。そして、景品を渡すときの商品名を読み上げ、
該当者に「おめでとうございます!」と言って渡したのです。
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それを見ていた会社の進行役および担当部署の上司は驚き、
「人前でしゃべることができるんだ。とても助かった!」
とみんなが喜びました。
Aさんは、その時とった行動について、こう言ってました。
「日頃、周りの方々にやさしく親切にしてもらい、
私も何かの役に立ちたいと思い、手伝ってみました。」と
私は思いました。Aさんの病気と闘いながら仕事しようとする
意欲と企業側のAさんを大切な人材として接していく姿勢が
このような成功を生んだのだと。まさにマッチングした就労だと。
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