Jobridge飯田橋の内田です。
精神障害者就労定着連携促進事業の連絡会に行ってきました。
企業より「精神障害者を雇用継続できている理由」、
当事者より「私が働き続けられている理由」を
テーマに話を聞きました。
特例子会社に勤務している
精神障害者2名が2年以上働き続けているのは、
会社の人事、担当部署が障害者雇用という意識でなく
一人の人材として雇用している気持ちが大切で
社内のスタッフは新しいコミュニケーション力を
習得しようと意識があるようです。
企業の戦力として雇用して育成していく、
そのために障害者採用部署だけでなく全部署対象が
業務を棚卸し、業務フローの可視化して職務内容と
必要な能力にまとめている。
障害者採用において「障害者のための業務切り出し」
ではなく、あくまでも職務内容に適した能力が
あるかないかを採用基準にしている取り組みは
今後のスタンダードになると思う。
就労定着成功ポイントとして、就労支援機関との連携以上に
「人はそれぞれ違う」ということを理解するために
定期的な研修を障害者スタッフ入れながら部署ごとに
やっていることや、「配慮するが、優遇しない」ことが
障害者スタッフと一般スタッフの働きやすい環境を
作っていると思う。
精神障害者が就労移行支援事業所に伝えたいこととして、
就労するためのPCスキルといったテクニックの
プログラムだけでなく、キャリアパスや人生をどのように
充実して豊かにできるかといったベース部分のプログラム
を多く取り入れることが大切である話は共感した。
「障害者の雇用」でなくて、まず「人を雇用」する、
だと思います。パフォーマンスを発揮する仕事をやってもらう、
得意でない仕事や配慮してもらいたいことはサポートしてもらう、
これは、障害者、健常者と分けるものではなく働き共に
生きる上で大切なだと思います。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~