JoBridge飯田橋の渡部です。
今日は、職場で業績を上げたメンバーAさんについて
お話します。
今年６月に就職したAさん。
社会不安障害のため、始めは職場で緊張しまくり、
コミュニケーションが上手くできるか不安でいっぱいでした。
そんなAさんでしたが、１ヵ月無遅刻無欠席で皆勤して、
業務指示も忠実に聞き、業務上のミスも少なくなってきた時のこと、
企業の担当者さんから他部署の雑用をしてくれと頼まれました。
Aさんは、どんなことでも素直に一生懸命取り組みました。
そこでは、２名１組、２組のメンバーで業務を行っていました。
でも、周りの方々は入社３か月以上の親切な方ばかりでした。
コミュニケーションに不安だったAさんも安心して働けて、
無事にその雑用を終えることができました。
他部署の人は、そのメンバーの仕事の早さと正確性に驚きました。
それからもその部署から同じ雑用を請け負うことになりました。
そしてある日の事、その雑用を依頼していた担当の管理職の方から
メンバーに対して発表がありました。
それは、今まで雑用だったと思っていたことが、会社にとって
4,000万円のコストダウンになるための重要な資料になったのです。
メンバーは驚きました。自分たちがただ素直に正確に行っていたことが
会社に貢献することになるなんて想像もしていなかったのです。
Aさんは、障害者雇用とはそんなに大した業務を任されるとは
思ってもいなかったのです。
結果として、Aさんが行っていた業務により、会社は4,000万円の
コスト削減が見込まれ、それを実行する為にAさんの部署に新たな
業務が舞い込んできたのです。
私は思いました。Aさんはコミュニケーションが苦手だけども、
指示されたことは実直且つ正確性にスピード感をもって行っていた
ために直属の上司や他部署の方に信頼を得たのだと。
そして、その真面目さは、仕事において必ず結果として出るのだと。
また、今回の実績を認められて、Aさんの給料は月5,000円アップしました！
今日もAさんは自信をもって自分の業務を行っています。
動いた分、新しい自分になる！
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