JoBridge飯田橋の渡部です。
 
 
 
今年、始めての東京しごと財団での職場体験実習面談会
が国分寺労政会館で開催された。
 


 
 
今回は面談慣れをしている5名と2回目のメンバーが1名
参加しました。
その中で改めて気づいたことがありました。
 
 
 
それは企業が聞く質問の中で、その人の病状がいかに
変化をしているか(改善しているか)を聞きたがる。
 
 
 
就労移行支援事業所に通所する前の自分がどんな状況で
どんな症状を発症していたのか?
 
 
 
また、半年、1年と通所して自分の症状がどう変化したか?
改善されてどんな兆しが来た時にどう対処方法を取っているのか?
業務する上でどのような配慮事項が必要なのか?
 
 
 
就労移行支援事業所に通って病状が良くなるのは当たり前。
それを自分がどう実感しているのか?が大事である
ということになる。
 
 
 
これは、自己理解、疾病理解が進んでいることにもなる。
自分で自分のことを理解する。それを自分がどういう人間なのか
を他者に話すことができることが大切になります。
 


 
 
自己理解ができていない方は、「通所して良くなりました。」
「もう、症状が出ないから大丈夫です。」としか言いません。
 
 
 
これは、面接では一番言ってはいけない言葉です。
企業は、良くなって症状が出なくなったのは当たり前、
大半の人が、今まで働いていた時に症状が発症している。
 
 
 
だから、就労移行支援事業所に居る時は、ストレスがなく
良くなるのは当然の事、仕事をしてから出る可能性がある
と考えてくれている。
 
 
 
仕事をしていて発症してもその人が自分の力で病気の
サインを感じ、対処方法をするためにSOSを出せるかどうか?
そこを企業は見ている。できる人が安心されるのです。
 
 
 
病状が改善されることはとても良いことです。
しかし、病状が出ても対処できる人が本当に就労できる人です。
そのためには、一人で考えても限界があります。
 
 
 
自分のことを考えてくれる人と一緒に自己理解を深めていく
ことが大事になると私は思います。
あなたも、一度、JoBridge飯田橋のドアをたたいてみませんか?
 


 

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  就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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