『コラージュで感性を学ぶ』

JoBridge飯田橋　スタッフの木口です。
　
　
先日、表現アートセラピー講座に参加して、
コラージュを制作しました。
コラージュとは、雑誌のページなどの平面素材を
貼り合わせて作る絵のようなもののことです。
　
　
　
包装紙、布、天然の葉や草などを貼ることもできます。
（立体的に貼り付けることもあります）
　
　
　
今回は雑誌やイベント等のリーフレットを素材にしました。
写真や絵を見ながら、心に響くもの、
何か気になるものを選んでは、どんどん切り抜いていきます。

　
風景でも、人物、動物、小物、文字、ロゴなど、
なんでも素材になります。その日の自分の感性に従うと、
普段なら選ばないような素材が気になることがあります。
　
　
　
ある程度切り抜きがたまったら、
台紙を用意して（画用紙など）そこに切り抜きを
配置していきます。
　
　
　
素材は雑誌のページなら１枚まるごと全部でも、
ほんの小さな部分を切り取っても構いません。
表現アートセラピーでは、デザインのように
配色やバランスを気にするのではなく、
台紙のどこに置いたらしっくりするかを
感じながら配置します。
　
　
　
場合によっては、台紙からはみ出すことも、
とても心惹かれる素材なのに置き場が
見つからないこともあります。
それも潜在意識や感情の表れであり、
一つの表現です。
　
　
　
それぞれの切り抜きが配置できたら、
台紙に糊付けして完成です。
表現アートセラピーでは、
できあがったコラージュ作品を静かに眺め、
そこから感じるものを手掛かりに自己理解を深めます。
　
　
　
場合によっては、それをもとに文章を書いたり、
音、ダンスなど他の方法で更に表現してみることで
より深い気づきやカタルシスを得られます。
　
　
　
完成したコラージュ作品をしばらく部屋に飾っていると、
そこから創作時のエネルギーがもらえます。
手軽な自己表現方法なので、試してみてください。
　
　
　
　