「月面で遭難してしまったとき…」
JoBridge飯田橋の木口です。
JoBridge飯田橋では、通所利用が再開しました。
電車やバスの通勤ラッシュを避けるために、プログラムの
開始時間を少し遅らせています。
また、事業所内で人が密になるのを避けるために、午前と
午後で人の入れ替えをして、人数が多くなりすぎないよう、
プログラムを実施しています。
在宅支援期間中では、実施が難しかった、対面でコミュ
ニケーションをとりながら進めるプログラムを6月末から
再開することができました。
今週は、コミュニケーションをとるプログラムとして、
コンセンサスゲームを行いました。
コンセンサスとは、合意をとること、合意形成を表します。
今回のコンセンサスゲームでは、宇宙に行き、月面で遭難
してしまったときに、必要だと思うものをチームのメンバー
で、話し合いを行い、合意の上で1～10番まで順位付け
するというものです。
参加人数が多かったこともあり、2チームに分かれて
プログラムを行いました。
1～3位、10位はどちらのチームもすんなりと順位が決定
しました。しかし、どちらのチームもNASAが出している
模範解答の3位が違ってしまっていました。
各チーム、全員が同じ意見だったこともあり、反対意見が
でないまま、最後の順位付けまで行ってしまったことが
原因でした。
合意形成という視点では、良かったのかもしれません。
しかし、正解にたどり着くという視点では、もう一歩
踏み込んだ議論が必要だったのかもしれません。
ただ、正解にたどり着くことも大切ですが、
今回は複数人での合意形成の難しさを体験していただ
きました。
コンセンサスゲームは、参加者のみなさんにとって、
いい経験になったのではないでしょうか。
動いた分、新しい自分になる！
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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