JoBridge飯田橋の髙木です。
電車に乗っておりますとよく目につく広告に
自己啓発書の宣伝があります。
書店でも自己啓発の書籍は目立つところに並び、
毎月数多くの出版がなされております。
しあわせとはどういうものなのか。
書店で、この“しあわせ”という言葉の本を眺めている
と、“楽しく”という言葉に置き換えられる気がします。
しかし、単に“楽しく”ということ葉に困難を置き換え
ることは、しあわせと呼べるのでしょうか。
精神科医学者のフランクルは『意味による癒し』と
いう著書の中で、次のように述べています。
「…人間が本当に必要としているものは緊張のない
状態ではなく、彼にふさわしい目標のために努力し
苦闘することなのです」。
そして、以下続きます。
「…彼が必要としているのは、是が非でも緊張を解除
するということではなく、彼によって充足されること
を待っている可能的意味の呼びかけなのです」。
可能的意味の呼びかけとは、「意義の達成に使命を感
じること」と置き換えることができます。
フランクルは、「生きる意味」や「自己存在の意義」を
重視する精神療法である「ロゴセラピー」を唱えても
います。
例えば、困難を一つとっても、単に苦痛を生み出すだ
けのものであるのと捉えるのか、そうではないものと、捉えるのか。
フランクルは、人間は根源的に自分の人生を意味ある
ものにしたいと願う欲求があり、これを「意味への意思」と呼びます。
そしてフランクルはこうも言います、「意味への意思」
が健康的に働いているならば、悲劇的逆境に追い込ま
れても、人はしあわせを感じることができるというのです。
自分の抱える“認知のゆがみ”。
そして、無意識のうちに辿ってしまうネガティブ
思考。
それを例えば認知行動療法などで、そうした自分の
癖を捉えられるようになれば、「意味への意思」に気
が付くこともでき、しあわせに近づくといえるのです。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
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