JoBridge飯田橋の髙木です。
 
 
訓練期のプログラムで『ACT』を行いました。
 
 
ACTとは、Acceptance Commitment therapyの
略で、Acceptanceは“受容”、Commitmentは“取り組み”
therapyは療法と訳され、それぞれの単語の頭文字を
取り、ACTとなります。
 


 
 
従来の心理療法では、問題そして苦悩に対して、
それをいかに管理し対処するかという、克服の側面
にスポットがあてられております。
 
 
 
しかし、ACTでは、Acceptance“受容”に着目し、
問題そして苦悩に対して、こうしたネガティブな
要素については生きているうえでは当たり前に存在
するのであって、これに対峙するという形はとりません。
 
 
 
それらを管理対処するのではなく、ありのままに受容
し、行動し、前と進んでゆく、そうした療法です。
 
 
 
ACTは、『認知行動療法』そして『マインドフルネス』
を合わせた形のものになります。
 
 
 
目の前の問題と向き合い、受け止め、そして受け止め
たところから、成長へのループへと上昇してゆく。
 
 
 
自分自身と深く向き合う心理療法なのです。
 
 
 
また、ACTは、自分と向き合うという点においては、
例えば、苦しい過去を思い出し、受けていて辛くなる
場合もあります。
 
 
 
しかし、自分と真摯に向き合い、埋もれていた「価値」
を発見できました暁には、幸福なになるための一歩と
なり得るのです。
 
 
  
今回のプログラムでは、ACTについての導入がメインと
なりましたが、回を重ね進めて行くごとに、内容は深ま
り、より自分と真摯に向き合うことの場面が訪れます。
 
 
 
自分が無意識のうちに囚われ、そこから逃げるために
取っている「代替行動」に向き合うことで気付く。
 
 
 
そして、これを受け止め乗り越えることで、
「ゆううつのループ」ではなく「成長のループ」に
乗ることができ、自然と今の自分を受け止めることが
できる様になります。
 
 

 
 
 
 


   動いた分、新しい自分になる!
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