JoBridge飯田橋の髙木です。
 
 
 
JoBridge飯田橋では、プログラムにおいて、
コミュニケーション能力を向上させるために、
ボードゲームやカードゲームを用いることが
あります。
 
 
 
例えば、ボードゲームでいうと『モノポリー』。
 
 
 
ルールはそれほど難しくありませんが、プレイヤー
同士の不動産の売買や、競売を通じての他プレイヤ
ーとの競合いなど、プレイヤー通し双方向のコミュ
ニケーションを行う機会があります。
 
 
 
 
カードゲームでは、『UNO』や『ナンジャモンジャ』
など、ルールは比較的単純ですが、相手との読み合い
を行います。
 
 
 
 
そして、先日、コミュニケーションゲームとして
行いましたのは、『ボーナンザ』というカードゲーム
です。
 
 


 
 
ボーナンザのルールは結構複雑で、スタッフ同士
ルールの確認のために模擬戦を行いましたところ、
ルールの説明に50分ほどかかりました。
 
 
 
ボーナンザは、複雑なルールを持つ難解なゲームです。
 
 
 
ボーナンザを簡単ですがご紹介したいと思います。
まず、プレイヤーは、それぞれ豆が描かれた手札
(豆カードと呼びます)2つの畑を持っています。
 
 
 
この豆カードを2つの畑にプレイヤーはまき、
収穫できるようにまで成させたらこれを売却します。
 
 
 
売却するとターラと呼ばれる通貨のお金が手に入り、
このターラを一番多く集めたプレイヤーが勝利と
なります。
 
 
 
一見すると単純に感じますが、例えば、1つの畑には
1種類の豆のみまくことができるのであって、今まい
てある豆以外の豆はまくことができません。
 
 
 
畑を早く開けたい。そうしたときに重要となるのが、
相手との豆カードをめぐる交渉です。
 
 
 
ボーナンザは、複雑なルールの元で上手に交渉が
できたプレイヤーが勝利に近づきます。
 
 
 
そして、JoBridge飯田橋のプログラムでは、
「コミュニケーションゲーム(難)」と題し、
プログラムの中で『ボーナンザ』を行いました。
 
 
 
利用者さんへのルール説明は、丁寧に行ったため
50分ほど使い、ゲームは45分ほどの中で実施
いたしました。
 
 
 
ルールが普段のコミュニケーションゲームより
難解で、戸惑われる姿も見られましたが、しかし、
そうした中でも、わからない部分はスタッフに
積極的に聞いています。
 
 
 
そして、自分の畑の豆を育てて行くため、プレイ
ヤーは他のプレイヤーに対して、積極的に豆カード
の交換のための交渉を行っていました。
 
 
 
また、その交渉姿勢は自他ともに尊重するアサーティブ
な形で行われています。
 
 
 
ボーナンザは、JoBridge飯田橋で行うコミュニケー
ションゲームのプログラムでも特に難解なものです。
 
 
 
それは、交渉を主体にゲームが進んで行くという点で
あり、通所開始時より一連のコミュニケーションに関
するプログラムを受講し、その集大成のひとつとして、
ボーナンザのような、相手との交渉を主体としたゲーム
を行うことができます!
 
 
 


 
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