JoBridge飯田橋の渡部です。
 
 
 
今日は先日、JoBridge飯田橋に見学に来た
Aさんについて
お話します。
 
 
 
Aさんは開口一番こう言いました。
「私は何故今ここにいるのでしょうか?」
「私はここにきて良いのでしょうか?」
 
 
 
私は「ん?どうしたんだろう?」と思いました。
そして、本来なら相談シートを書いてもらい
状況を聞くのですが、それをやめてAさんの話を聞くことにしました。
 
 
 
Aさんは病名もわからず、病院にも行っていない。
ただ、生きずらさを感じて、ネットで心理テストをして行くにつれ
JoBridge飯田橋のホームページに辿り着いたのでした。
 
 


 
  
 
心理テストでは自分がADHDの疑いがある結果も出ていた。
心当たりもあった。仲良くなった友達が1ヵ月も経つと
音信不通になってしまう。

良かれと思って言った自分の発言が相手に不快な思いを
させているみたいであった。

 
 
 
私はAさんの話をじっくり、ゆっくり聞いていった。
 
 
 
よくよく聞いていくとAさんは小学校のころからコミュニケーションを
とるのが不得意で中学になると友達と呼べる人がいなくなっていた
そして高校もいきずらくなり通信制へ転入することにもなった。
 
 
 
卒業後もいろんなところで働いてみても、大体が2,3日で退職になってしまう。
どうして、自分のやっていることが理解されないのか?
悩み始めSNSにハマり友人を探しまくっていた。
 
 
 
でも、気分は晴れず、いきずらさだけが大きくなり人と接することを
やめて昼夜逆転の生活になっていった。
 
 
 
私はそんなAさんを何とかしてあげたいと思い、病院へ行くことを進めた。
そして、Aさんを就職させたいと思った。
しかし、時間がかかる作業だと思った。

なぜなら、病院へ行ってもらうよう説得するところから始まるからだ。
 
 
 
でも、Aさんのように苦しんでいる人は多いと思った。
生きずらさを感じ、障害者手帳も所持していなく、病名も分からない。
しかし、そのような方でも、自分を理解できて、就職することが出来ることを 
 
 
証明させてみると私は決意した。
Aさんとは次にまた会うことを約束して見学会は終わった。
 
 
 
 
 
 『 JoBridge飯田橋の見学 』


   動いた分、新しい自分になる!
 就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
 ~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
 ~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~