JoBridge飯田橋の髙木です。

先日、トマトなどの夏野菜を眺めている中で
夏バテ防止に良いという話を思い出し、
調べましたところ、うつ状態にも良いと
ありました。

しかし、うつ状態について、私にとって目から
鱗が落ちる思いであったのが、鉄欠乏の話です。

これを知ったのは、NHKのためしてガッテンという
番組の中で、医師の廣瀬久益氏が紹介されていたこと
に端を発します。

体内にある鉄は赤血球内のヘモグロビンなどに多く
存在し、残りの3割ほどが、貯蔵鉄として他の臓器
にストックされています。

そして、何かの拍子に、血液中の鉄が不足すると、
体は急いでヘモグロビンのいる血液中に鉄を優先的
回してしまいます。

他の部分はとりあえず、とにかく貯蔵鉄から使います。
そして、貯蔵鉄が底をついてしまったとき、起こるのが
貧血などで。

また厚生労働省の健康情報のページを見ると、鉄欠乏に
よっておこる症状に関して次のように指摘します。

「集中力の低下」「頭痛」「食欲不振」「筋力低下」
「疲労感」などです。

また、ためしてガッテンでの廣瀬先生は「うつ状態
」や「睡眠障害」についても言及されていました。

つまり、うつ状態を訴える患者さんで、抗うつ薬を
試みたところ効き目がなく、血液検査で貯蔵鉄の量、
それが分かる「フェリチン」の値を調べたら、あまり
にも低い数値であったこと話されていました。

うつ状態には鉄分の不足、つまり鉄欠乏、それは
「隠れ鉄欠乏」が関与している場合もあるといえます。

医食同源とは、まさにその通りで、日常の不摂生、
そして食事の偏りが心身を著しく乱してしまうと、
改めて自分に置き換えて考えさせられました。

バランスと取れた食事、野菜ジュースやサプリメント
なども合わせることで、これからますます暑くなる
夏に向けて体づくりをしたいと思います。


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