JoBridge飯田橋のスタッフの内田です。
作業療法のプログラムとして、スクラッチアートに
挑戦してもらいました。スクラッチアートは、
絵柄が書かれた黒いスクラッチシート
を専用のペンで削ります。
すると、削ったところは、
カラフルな線となって現れます。
絵柄の線に沿って細く削ったり、
色を多く出すために面積を
広く削ってみたりと、同じ絵柄を使っても、
人それぞれ出来
上がりに仕上がりが違ってくるところが
スクラッチアートの醍醐味です。
![](https://snabi.jp/uploads/blog_article_picture/202110/25/l_c6a64be0-85df-4993-afe7-62dd506e666e.jpg)
スクラッチアートは細い線をはみ出さないよう
注意をしながら削っていくので、知らず知らずの
うちに集中して作業をすることができます。
作業療法は集中して作業に取り組むと、
気持ちがすっきりするという点が良いところです。
長時間、集中して作業することが特性上、
苦手な方もいらっしゃいます。
そのような方には、どの程度であれば、
自分の集中力を保つことができるのか、
集中力がなくなってしまった時にどのように
リカバリーをするか、というトレーニングにもなります。
逆に、過集中気味になってしまう方は、自分自身で疲れの
サインに気付くための練習にもなります。
そのような特性がある方にとっては、集中しすぎて、疲れす
ぎないようにするトレーニングです。
疲れすぎる前に疲労のサインに気付く、スタッフが声がけを
したら休む、など自分をコントロールできるようになること
も安定した就労を目指すためには必要なスキルです。
楽しんで作業に取り組むことも、もちろん作業療法の目的で
はありますが、自分の特性に気付いて、対処方法を考える
きっかけも目的の一つとなっています。
このスクラッチアートは、もちろんインターネットで購入
することもできますが、書店でも購入が可能です。
書店では、塗り絵コーナーの近くに置いてあることが多い
です。
植物や仏像、キャラクターなど様々なモチーフのものが
売られていて、削るとどんな色が出てくるのだろう……と
想像するだけでも楽しい気分になります。書店ですと、
1000円~2000円ぐらいで入手することができます。
しかし、少し前から100円ショップでも購入することが
でき、気軽にスクラッチアートができます。
最初は100円ショップで挑戦をしてみるのもいいかもしれ
ませんね。
![](https://snabi.jp/uploads/blog_article_picture/202110/25/l_addbc3e1-f370-43d5-98a2-de2c7117feba.jpg)
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