こんにちはJobridge飯田橋の渡部です。
 
 
 
今日は、高次脳機能障害と闘いながら
就活を進めているAさんのことを話します。
 
 
 
Aさんは、数年前、くも膜下出血を発病し、
生死を彷徨う中、奇跡的に助かり、
苦しいリハビリを乗り越えて、

現在、Jobridge飯田橋に通所して
就活をしています。
 
 
 
Aさんの障害特性は、短期記憶に弱いことです。
自分が朝、何を食べたのかが分からなくなったり
一度、行った場所に行けなくなったりするものです。



そのため、前日に就活をどこまで進めたかが
分からないということは、日常茶飯事です。
 
 
 
でも、Aさんは意欲的に就活をしていた。
記憶を飛ばしても、何度もスタッフに
聞き直して行っていた。
 
 
 
心根は、純粋で素直な方なので、
自己ピーアルも志望動機もあまり難しく考えず、
まっすぐな気持ちで簡素に書いていた。
 
 
 
そのため、応募書類の通過率が50%という
高さであった。
 
 
 
私は思いました。
企業研究して、細かく書くことは、
企業側からすると、会社に興味をもってくれてると
思われるだろうが、逆にたくさん書いてあって
人事の方からは読んていて疲れてしまう。
そんな気持ちになるのではないだろうか?



Aさんは、
「まずは実際の自分を見て欲しい。
それから面接で自分の言葉で話させて欲しい。」

との気持ちが強く、志望動機は素直な気持ちで
「御社で働きたい!自分はこんなことができる!」
「入社したらこんなことをしてみたい!」

と簡潔に書いているから、
企業側の人事も「この人に会って話してみたい!」
と思い面接へとつながるのではないか?


何れにせよ。自分を見せる書類を作るには
テクニックも大事だが、素直さも大切であると
私は思った。


  
   動いた分、新しい自分になる!
 就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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