『コンセンサスゲーム』

こんにちは！
Jobridge飯田橋の佐藤です。

先日、コンセンサスゲームというプログラムを実施しました。
コンセンサスとは”合意形成”という意味を表しています。
社内会議の際、多数決ではなく参加者全員のコンセンサス得ることで、
納得感が得られるというものです。

社内研修等では自分と他人の価値観の違い、
全員が納得できる形での意見を出す難しさを知ることを目的に実施されます。
また、グループの答えを導き出すのに必要な話の道筋を追い、
整理する力も培われるプログラムとなっています。

今回の討論テーマは”聖夜のケーキ店”。
この時期にピッタリのテーマです。
クリスマスのケーキ店に携わる4人のやり取りの中で
間違った行動を取った人の順位をつけていくというものです。
（だいぶ割愛しております。。。）
数多くのテーマがあるコンセンサスゲームですが、
今回のテーマの醍醐味は半分以上の人が間違った行動を取っている！
ように感じることです。

討論の制限時間は15分で取り組みました。
10分間の延長時間を設けた結果、
なんとかグループで答えを導き出すことが出来ました。

討論の中で、
「〇〇の行動が絶対に間違っている」
「行動したのは〇〇だから1番間違っている」
など各々の意見が活発に飛び交っていました。
導き出した答えが100%の同意を得られたものではなかったですが、
今回のプログラム1番のねらいは
”コンセンサスを得る難しさを体感する”
なので大いに達成されていました。

また、最初の一言を積極的に話そうと行動してみた人、
メンバーの良いところを発見した人など
本来の目的以外に関しても成長のかけらが見られました。

人を納得させるのが上手な人は、理由と例を器用に交えながら話しています。
それは一朝一夕では到達できるものではありませんが、
今回のコンセンサスゲーム然りその他プログラムを通じて
利用者もその入り口に立ったのではないでしょうか。

今後も利用者同士で楽しみつつ切磋琢磨できるプログラムを提供したいと思いました。