Jobridge飯田橋の渡部です。
先日、A大学に電話で呼ばれ、訪問してきました。
そこでは、障害者就労移行支援事業所の認知度合いを
まざまざと知ることになった。
A大学に在籍しているBさんは、修士課程を昨年卒業、
就職か決まらず、現在、研究生として日常暮している。
しかし、Bさんは、いまだに就職先が決まっていない。
就職するために研究生となり大学に在籍して、一年間
就活していたものの、まったく決まらなかった。
なぜ決まらなかったか?
それは、障害があると病院で診断されていたものの
学校側では、個人のプライバシーにあたる問題なので
そのことに対して触れられずに就活をしていたからです。
これは、今の大学という教育機関の役割が
障害を持った方に対して
深く立ち入ることのできない重要な問題なのです。
そこで、Jobridge飯田橋としては、そのようなケースで
悩んでいる学生に耳を傾けて、話をしていき
どうしたら、就職できるのかを
就職課と一緒に問題解決することになりました。
その時、メンタルトレーニングやビジネストレーニング
コミュニケーション能力が必要な場合は、
就労移行支援を活用してもらうことを促すのです。
Jobridge飯田橋では、「就職したい!」という気持ちを
持っている方で、医師が就労の許可を出している方なら
誰でも就職できると考えています。
学生さんと小一時間の面談を教職員、就職課職員、
就労カウンセラーと一緒にした。
学生さんは、就活だけではなく、自分が何をしたいのか、
自分に何ができるのか、自分が周りから何かが違うといわれることが
一体何なのか、いろんな悩みを話しくれた。
そして、私が自分の性格・病状をしっかり理解できるのならば、
必ず就職できることを強く訴えたら、
学生さんは、希望を見出して、目を輝かせた。
そして、「頑張ります!」と言って、
就職活動を再スタートを決意して帰っていきました。
終了後、職員の方々と話し合ったときです。
就職課の方から、「就労移行支援事業所の方は、
障害を抱えている学生に対して、
そこまで親身になって話して行動してくださるのですね。」
「今まで就労移行支援の方は、『障害者手帳ももっていないと
ダメ。受給者証をもってこないと話ができない。』と言われてきた
ので、あまり当てにしていませんでした。」
と言われた。
私は、寂しくなった。
就労移行支援事業所がそんなに
型にはまったことしかできないところしかないと
思われていたことを。
でも、Jobridge飯田橋は違う。
本当に障害を持って苦しんでいる人を
どこまでも、一緒になって就職させる場所である。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~