JoBridge飯田橋の内田です。
 
 
 
スケジュールの組み立て方を学習する
プログラムを行いました。


 
障害の特性によっては、物事の順序を整理して決めることが
苦手で、業務を行う場面において、何を優先して作業に取り
掛かったらいいのか困ってしまう事があります。
 
 
そこで、プログラムの一つとして、多くの人はスケジュール
をどのように管理しているのか、自分が勘違いしてしまい
やすい箇所はどこなのか、を見つけるために作業管理の
プログラムを行っています。
 


 
 
作業管理のプログラムは、3つのステップに分けて実践
しました。
 
 
 
その1
作業の優先順位を考える。
どのような業務が優先順位が高いのか、早く取り掛からなく
てはいけないのかを学習する。
 
ここでは、緊急の用件、重要度の高い用件どちらに当てはま
るか考え、より優先順位の高い業務からスケジュールに組み
込みます。
 
 
 
その2
無理のないスケジュールを組み立ててみる。
他の用件の所要時間が延びてしまっても、焦らず対応できる
ようにスケジュールを考える。
 

 
自分で組み立てたスケジュールに、緊急の用件が次々と
差し込まれていきます。
スケジュールの書かれたタイルを配置しなおして、無理の
ないスケジュールを組んでいきます。
 
 
 
その3
To Doリストを元にスケジュールを組み立ててみる。
 
実際の業務場面では、その2で体験したスケジュールの
書かれたタイルを使用して、スケジュールを組み立てること
は難しいです。
そこで、実際の業務に近い形で、To Doリストを記入し、
それを見ながら1日のスケジュールを考えます。
 
 
タスク管理のプログラムで扱った業務の一例として、
時間の決まっている会議や来客対応、歓迎会の会場手配・
メール作成、会議の議事録作成などがありました。
 

 
この中のタスクで言えば、会議の議事録作成は、会議が
終わってからでないと、議事録の作成をすることが
できません。
 
 

そういった作業の前後も忘れずに考えなくてはいけないため、
仕事は、様々な部分に繋がっているということも気を付けて
作業をしてもらいました。
 

 
最初は熟考してスケジュールを組んでいた参加者の方も、
自分なりのコツをつかみ、スケジュールをサクサク決める
ことができるようになりました。
今回のプログラムでは、どうすれば、スケジュールを忘れる
ことなく、自分なりに効率よく組み立てることができるのか
を考える機会になったと思います。
 
 




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