他の事業所との合同プロジェクト
こんにちは。
JoBridge飯田橋の原です。
先日、他の事業所との交流イベントを行いました。
先方の施設にJoBridgeの利用者さんとスタッフがお邪魔して、
レクリエーション的なプログラムを3つ行いました。
始めのうちは、どちらの利用者さんも緊張気味でしたが、
その刺激は程良いトレーニング機会となり、
次第に初対面の人同士が会話したり笑い合ったりと、
とても有意義な時間を持つことができました。
しかも、企画・運営は全て利用者さんによるもので、
両方の事業所から数名ずつ運営メンバーを選出（立候補です！）して、
イベントのゴール設定、レクリエーションの内容、
タイムスケジュール、当日の司会進行などの全てを取り仕切りました。
これは、JoBridge伝統の「実践トレーニング」というプログラムの一環で、
「利用者さんだけで全て企画・実行し、参加者にとって価値あるもの提供する」
ものであり、「チームで協力する楽しさと難しさの体験、計画・準備の重要性の実感」
などを目的としています。
準備段階では、お互いの事業所の文化の違い、
物理的に離れていてすぐに相談できないなど、
同事業所のメンバー間にはない新たなハードルがありました。
また、メンバー同士の遠慮から言いたいことが言えずに
心理的負担が増えたり、よその事業所で失敗できないとプレッシャーを感じたりで、
危機的状況に陥ったこともありました。
しかし、運営メンバー一人ひとりが強い成長意欲を持って取り組んだことで、
事態は好転し、最後には大きな達成感と効力感を得ることができました。
素敵なメンバーたちと、素晴らしい進化の過程に立ち合えて、私も幸福でした。
毎日さまざまなプログラムを提供していますが、
この実践トレーニングほど収穫の大きいプログラムはありません。
メンバー同士で遠慮し、ぶつかりながら合意形成することは、
実際の仕事に似ていると思います。
スタッフが提供する作られた設定ではなく、
生きた人間関係で本当の失敗や成功に直面することで、
利用者さんは秘められた真の力を発揮できるのだと思います。
JoBridgeの3人の運営メンバーさん、大変お疲れさまでした。
とても素晴らしい取り組みでした。
就労支援事業所 JoBridge飯田橋
～うつ病・発達障害など、精神障害の方専門の就労移行支援～
～自分らしい生き方、働き方を見つける場所～
