JoBridge飯田橋の内田です。
 
 
精神障害者保健福祉手帳を持つ方の
定着状況を見ていきたいと思います。
 

 

 
 
障害者別の1年後の
定着率は、精神障害者49.3%、発達障害者71.5%、
身体障害者60.8%、知的障害者68.0%で、
精神障害者の定着率の低さが際立っています。
 
 
 
定着率と裏返しの離職率は精神障害者が50.7%、
身体障害者が39.2%、知的障害者が32.0%、
発達障害者が28.5%ということになります。
 
 
 
平成30年4月から精神障害者、発達障害者の雇用
義務化がスタートしましたが、何よりも企業の受入れ
体制がまだまだということであたったり、障害理解が
十分でなかったり、関わり方をどうすればよいのか
わからないといった事が多いので定着の低さに表れて
いるかと思います。
 
 
 
平均勤続年数
定着率を表す別の指標として、平均勤続年数が挙げられますが、
精神障害者は4年3か月、年身体障害者は10年、
知的障害者は7年9か月、です。
 
 
 
就職者の在籍期間
・全体の約1/4が1ヶ月未満で離職
・全体の約1/3が3ヶ月以内で離職
・就職後1年経過時点で、同一企業に継続して在籍  
 する者は全体の4割
 


 
 
今後の課題はどのように採用するかでなく、
どのように就労定着するかを企業は取り組んで
いますが、一方で就労支援事業者の支援方法や
障害者の就労準備をもっと深く掘り下げ訓練を
実施する必要があります。
 
 
 
精神障害者と発達障害者が離職理由はちょっとした、
仕事の指示の仕方や、社員とのコミュニケーションが
うまくいかない事が積み重なってその結果離職になる
ケースがほとんどです。
 
 

当事業JoBridge飯田橋では離職相談をされる前に
定期的に面談やメール、電話でちょっとした事の
相談を受け付けて離職予防をしています。
 
 
 


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