JoBridge飯田橋の渡部です。
障害を抱える人は、健常者より劣っていると
思い過ごすことが多くあります。
しかし、それは障害特性であり、気にしすぎでもあり、
ましてや、得意なことも必ずあります。
だからこそ自己理解が必要不可欠であり、
自分の障害特性を明確に把握し、対策を練り、
企業や他者に対して配慮して頂けるくらい
自己表現する力を養わなければなりません。
Aさんは、長い間、自分が精神障害を持っていると
思っていないで、仕事を数十年行っていました。
でも、他者との違和感があり、何度も転職を繰り返して
いました。
いつの間にか、Aさんは、自分を卑下し、悪くなった
ことに対して、環境のせいにするようになりました。
最終的には、自分で判断を付けることができなくなり、
他者へ責任を転嫁するようになり、愚痴が止まりません
でした。
自分ではなく環境(他者も含む)のせいにするあまり、
自分で、ある出来事に対して乗り越えようとすることが
出来なくなってしまいました。それは、就職活動で、
大変なことを引き起こしたのです。
自分が何をやりたいのか?将来どうなっていたいのか?
自分で考え、選択し、決断できなくなってしまったのです。
もともとは、病気の障害特性であったのが、認知の歪みを
ひどくしてしまい、性格までが曲がってしまったのです。
そして、起きた結果をAさんは誰かのせいにして、
自分を傷つけないようにしていたものの、最終的に
自分が苦しむようになりました。
私はAさんに信じてもらいたい。
自分の障害特性を正確にしっかり受け止めて、
自分には困難をも乗り越えられる力があることを
苦労して決まった就職先が必ず自分を良い方向へと
導いてくれることを!
これは誰か他の人が口頭で行っても、気づかない。
自分で信じて、実践する中でわかることを!
就労移行支援の限界はある。
しかし、人を信じてより良い就職を獲得することは
必ずできることを私はその日が来るまで、
ひたぶるに祈り待っています。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~