JoBridge飯田橋の髙木です。
いつも頭の中に浮かび、自分を捕らえ続けるその現実、
そのことで嘆く前に、一度、窓を開けて深呼吸してみませんか?
外の空気を吸い、その心地よさに今を取り戻したとき、目の前の現実を、
ただありのままに受容(アクセプタンス)してみる。
すると、自分を捕らえている頭の中の現実が、本当は、“言葉”によって
作られていることが見出せます。
「言葉とは、かんたんに“現実”を作り出すことができる」このくだりは、
まさに真諦というべきもので、ここの意味に立ち返る必要があります。
つまり、
「私たちは、言葉の作り出した“現実”によって思い込み、苦悩する」
のです。
作り出された、頭の中を支配する“現実”は、不安や恐怖などの感情を呼び
起こし、“体験の回避”へと、動かせます。
前に進むことができず、円環を辛く苦しく、悲しみの中、這いずっている。
では、この“円環”から抜け出すためにはどうしたら良いのか。
そのカギこそが、受容(アクセプタンス)であり、行動(コミットメント)
なのです。
自分を守っていた「体験の回避」と向き合い、否定せずに受け止めることは、
しなやかに新たに歩みはじめることができます。
この“円環”こそ、成長ループであり、それはACTの中心的考えです。
言葉の魔力に気づき、目の前の現実が魔術によって作られたもので
あることに気が付いたとき、次の歩むべき道が見えてきます。
自己理解、それは深淵なる世界の扉をたたくようなものですが、
その本質をつくものが、アクセプタンスであり、それは、ありのまま
に受け止めるという受容、つまり、『マインドフルネス』といえます。
今を生きる。
このことこそ、底なしの泥沼である鬱の世界から抜け出すカギとなるのです。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
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