発達特性のある40代の方が、大手インフラ企業に5月1日入社しました。
今まで働いてきた数社はすべて発達特性をオープンにしない一般就労
でした。
マネージメントレベルの仕事領域に入ると、関わる人と仕事量が増えて
頭の中であれこれ考えてまとまらずミスの連発。。。。
取引先、部下、同僚の信頼がなくなり、上司からの叱責。。。。
うつ病となり会社を辞め、しばらく引きこもり生活をしてきましたが、
主治医より「就労移行支援」を利用して就労してみたらと提案されて
当事業所に来られました。
グループ形式のメンタルトレーニング、ビジネストレーニングで力を
つけて多くの実習、面接を数十社受けて、心から納得いく企業の就労を
勝ち取ることができました。
人と関わる対話力(相手の気持ちを受け入れた上で自身の気持ちを伝える力)
が生活や職場では大切だとプログラムを通じて体得したと思います。
もちろん、自身の特性を受容し、どのような状況や状態となると特性傾向が出て、
それに対するセルフケア力を身につけてきました。
セルフコントロールできれば、仕事のパフォーマンスは落ちないので職場に必要な
人財となり、充実した日々を送れ職場定着は間違いないでしょう。