都内の児童養護施設訪問
18歳で施設を出た後のネットワークやステーション的な環境構築や就職準備について話を聞いてきました。

施設は予期できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育を受けているなどさまざまな事情により、家族による養育が困難な2歳からおおむね18歳の子どもたちが暮らしています。
 
 
現在民間の施設が555施設あり、約3万人の子どもたちが生活しています。訪問した施設は約60人子どもがいますが、その大半が虐待により親と離れています。虐待の中で特に多いのは育児放棄。
親の育児放棄になる背景はいろいろあるようですが、仕事を失いうつ等の病気になった方が多いようです。
 
 
⒙歳で親が引きとれなかった場合、施設を出てからは自立して生活するか、寮のある会社に就職するという選択をしなければならない現状。身内がいない状態で、「子ども」から「社会人」にステップアップし環境が変わるのは大変でフォローする仕組みが必要と感じました。
  
 
社会人になり親族のサポートが受けられない、社会経験不足の中で何かあった時に相談できるようなネットワークやステーション的な環境が必要です。
 

就職する子供には時間をかけて社会人の心構え、働く意味、働き方、企業・職種研究、お金等について児童施設と連携をはかりサポートする体制を作り実施していこうと思います。

精神障害者・発達障害者のための
就労移行支援事業所
JoBrigde飯田橋