『迷う内定・・・』

『迷う内定・・・』
JoBridge飯田橋の渡部です。
　
　
　
5月のGWも終わり、企業も本格的に
求人応募が多くなってまいりました。
JoBridge飯田橋のメンバーも
多くの企業にエントリーしています。
　
　
　
その中で今年1月から本格的な就活を
始めたAさんのことを話したいと思います。
Aさんはもともと資格を活かした技術系の職業を
クローズ（一般採用枠）でJoBridge飯田橋に
通所するまで行っていました。
　
　

　
　
しかし、自分の障害特性がどういうものなのかを
プログラムを通して、自己理解した結果、
今までの技術職では難しいと感じて、
今回よりオープン（障害者雇用）枠での事務の
就職を望みました。
　
　
　
就活は今年の1月より本格的に行い、自分の行きたい
業種の企業へアプローチして応募していったものの
鳴かず飛ばずで、書類選考にも引っかからなかった。
しかし、Aさんは前向きに企業見学・説明会に参加し
ていった。
　
　
　
常に前向きだったAさんも、エントリーを20件、
超えた時、「もうだめだ。」「私の経歴が悪いんだ。」
と弱音を吐きました。
　
　
　
そして、毎月おこなう進捗面談で業界にこだわらず、
「自分の働きやすい職場環境選びをしてはどうか？」
と私はアドバイスをしました。
　
　
　
そうするとAさんは早速気持ちを入れ替えて、
職場環境重視で求人案件を検索。
それも見学・実習があるところを探してきました。
　
　
　
業種が違う分野に飛び込んだAさんは、最初は
戸惑いを隠せませんでしたが、実習を積み重ねて
いく内に“自分の働きやすい職場”を選べるように
なりました。
　
　
　
そして、働く上での自分の障害特性も認知できるように
なり、仕事上での問題点も明確になりました。
そして、就活して4ヶ月が過ぎたころには、内定を
3社獲得することができたのです。
　
　
　
しかし、今度は内定を辞退する苦悩に悩まされることに
なったのです。Aさんは、3社とも甲乙つけがたい企業
でしたが、意を決してその中で自分が働きやすく、
スキルアップができる職場を選び、
6月入社が決定しました。
　
　
　
一人で悩んでいたら、違う業種・職種を選ぶことは
できなかったと思います。
働く上で、本当に長く続けられる職場とは何か？
それをJoBridge飯田橋では教えてくれます。
　
　
　
　