JoBridge飯田橋の原です。
 
JoBridgeでは、作業療法のプログラムとして、
手芸やアート作品を制作します。
【プログラムの目的】
 ①創作に没頭して、不安から距離をおいてリフレッシュする
 ②未経験のことにトライして、自分の可能性を広げる
 ③趣味、好きなことを増やす
 
 
 
限られた時間と材料ですが、できるだけ新しい経験をして
ほしくて、創意工夫を重ねています。
そんな中で、その創作ジャンルに「ハマる」利用者さんが
いると、私も嬉しくなります。
今日は、利用者さんたちがついハマって作った作品を一部
ご紹介いたします。
 
 
◆羊毛フェルト
毛糸を細い繊維にほぐしたものを針でプスプスと刺して
圧縮していくと、立体のフェルトのようになります。
この性質を利用して、ぬいぐるみのようなものを作りますが
とても地道かつ微妙な加減が必要なので、根気とセンスが
試されます。
 
一針、一針刺していくという極めて単調な作業が、
ついつい時を忘れて没頭してしまいます。
写真は、プログラムでハマった利用者さんが、
自宅で作ってきてくれたものです。
 
 
 
 
動物たちの愛らしいことったらありません。。。(´∀`)
このように、少しずつ利用者さんの作品が増えていき
事業所が温かみのある創造的な空間になってきました。
 
 
 
 
 
◆UVレジンのアクセサリー
UVレジンという紫外線で硬化する樹脂を使って
キーホルダーやアクセサリーなどを作るものです。
ラメやビーズやワイヤーなどを組み合わせてパーツを作り
表面を透明樹脂でコーティングするのですが、
形やデザインの自由度が高いのでハマる人はハマります。
 
 
 
 
写真はハマってくれた利用者さんが、自宅で作ったペンダント
です。さりげなく首にかけて来所されていて、てっきり
買ったものかと思いました!
 
 
 
 
 
◆切り絵
型紙に合わせて折り紙などの紙をカッターで
切り取ってきれいな飾りを作るものです。
最近は何枚も重ねることでより複雑な模様を
表現したりステンドグラス風に色を組み合わせる
ものなど、たくさんの図案があります。
 
 
 
 
写真はある利用者さんが作成された作品のほんの一部ですが
ひたすら型紙通りに切ることに没頭している間は、本当の
自分でいられる安らぎの時間で、「切り絵に癒されている」
とおっしゃっていました。
 
 
 
メンタルトレーニングで「マインドフルネス瞑想」などを
取り入れていますが、あれこれと考えてしまう状態から
抜け出すのは容易ではなく、なかなかうまくいきません。
 
 
 
しかし、目の前の創造的な行為に思考を奪われて「没頭」
する時には、過去の後悔からも未来への不安からも解放
されて「今、ここ」での体験だけに意識が向いています。
その瞬間は心と体が一体となって、生き生きと
「今を生きて」いるのです。
 
 
 
直接的に自分の深層心理を探っていなくても、創作活動を
通して自分自身と言葉にならない対話をすることで、
もう一度自分と仲良くなる、そんなアプローチ方法も
あるのです。
 
 
 
あなたも、何かを創りにJoBridgeへいらっしゃいませんか?
 
 
 
 
     動いた分、新しい自分になる!
     就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
   ~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
   ~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~