JoBridge飯田橋のスタッフの木口です。
作業療法のプログラムでかご作りをしています。
 
 
 
作業療法は、集中して今、目の前にある作業に取り組むこと
で、もやもやした気持ちを落ち着かせたり、気分転換と
なったりする効果があります。
また、新たな特性を知ることができ、自己理解の助けになる
一面もあります。
 
 
 
今回の作業療法の内容は、ペーパーバンドを使ったかご作り
です。ペーパーバンドは紙でできた紐のことで、
これを組み合わせたり、編んだりしてかごを作ります。
 
 
 
かご作りは、JoBridge飯田橋で行う作業療法の中では上級
者向けです。
スタッフも見本づくりのために作成したことがあるのです
が、中々の難しさでした。
 


 
まずは、長いペーパーバンドを説明書通りの長さに切り分け
ます。どれが、どのパーツなのか分からなくなってしまうので
切り分ける時に、付箋でパーツの名前を付けることが大切
です。
 
 
 
次に、かごを編むときのペーパーバンドを細く裂いて分けて
いきます。元々、幅の広いペーパーバンドを使っているので、
これを細く裂いていきます。
ペーパーバンドを裂くときは、使わなくなったカードを使う
のですが、長くペーパーバンドを裂いていくので、爽快感が
あります。
 
 
 
これが終わると、やっと組み合わせて、編んでいく作業に
入ります。説明書の内容を想像しながら、作成していきます。
編んでいる時は、かごの形が歪んでいかないように、全体の
バランスを見ながら編んでいく作業が楽しくもあり、難しい
です。
 
 
 
日にちを分けて、4~6時間ほどかかる作業療法です。
普段の作業療法は2時間ぐらいで作品が完成するものが
多いので、超大作ですね。
今は、まだ作業途中ですが、完成が楽しみです。
 
 
 


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