JoBridge飯田橋の内田です。
 
 
メディア系の就労を希望している2名が実習前の
オリエンテーションをしてきました。
 


 

【実習先で業務の説明】

利用者さんの一人はillustratorやPhotoshopを
以前の会社で経験した発達障害の方ですが、
勤務していた当時は障害を持っていることを
知らなかったこともあり、かなり業務の苦労されていました。
 
 
 
現在では自身の障害特性をよく理解し、
対処方法を習得しているので
業務の進め方には不安や心配はありません。
 
 
 
実習の内容を確認するとともに
積極的に質問をされていました。
もう一人の利用者さんはうつ病の方です、
前職のメディア運営まわり全般を業務として
されたとき過度の業務量でうつ病となってしまいました。
 
 
 
今回は心理的プログラムのトレーニングで対処方法を
十分に習得されているため、
こちらも業務の進め方には不安や心配はありません。
 
 
 
今回の実習先の企業はIT関連企業でメディア事業、
Webメディア&デザイン事業、ゲーム事業と幅広く事業を
手掛けています。
 
 
 
昨年末より障害者雇用に取り組み、
その中で採用先般における
サポートをさせていただきました。
 
 
 
よく最初から障害者のできる
仕事を考えるところから始まりますが、
私どもは企業の今後事業計画を聞き、
組織体制をどうしていくかをお聞きします。
 
 
 
事業計画によって社員の新規採用や部署移動等が
発生することがありますから、その中で障害者雇用を
どう取り入れていくかをディスカッションして
決めていきます。
 
 
 
いわゆる仕事の切り出しや障害者雇用のための求人案件を
作るようなことはしません。このスタイルでいく限り、
障害者というのでなく人材ですから、
誰しも働くことに希望を持ち、
成長したい、挑戦したいのでそれが難しいと判断した場合、
結果、退職します。
 
 
 
企業もとりあえず的な感じで受入体制を作り、
運営するため担当者の積極性がなく疲弊して
魅力ある職場環境ではなくなります。
 
 
 
何のための障害者雇用であるのか、
経営、人事、担当部署が雇用にあたり
十分協議する必要があります。
 
 
 
お二人とも積極的で笑顔を見せながら
リラックスした雰囲気で
企業の担当者とメディア事業における
実習の進め方や注意事項について話をしました。
 
 
 
来週からの実習で自身の課題を確認し、
成長した姿が楽しみです。
 
 
 

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