Jobridge飯田橋の内田です。
統合失調症で悩んでいたAさんが
Jobridge飯田橋の門を叩きました。
Aさんは中学を卒業後、家計を助けるために
働きにでた。
でも、何をやっても長続きしない。
そして、悩んでしまいうつ病を発症して
しまった。でも、家のためになんとかしたい
との気持ちは常に持っていた。
いつしか、働くことに恐怖感や不安感が募り
自分を責めてしまい。統合失調症にまで
なってしまった。
何もかもがうまくいかない苛立ちから
無気力になる一方、他者を責めるようになり
友人をなくしてしまった。
もう限界と思ったときには、入院をすることに
なった。それからは、働く気力はなくなり
家に引きこもるようになった。
それから10年の歳月が過ぎ、祖父母の介護を
することになった。介護をしていくにつれ、
「自分も人の役に立てるのではないか?」と
思えるようになった。
しかし、家族の介護は簡単ではなかった。
重労働のため、身体を痛めるようになり、
疲労も困憊していった。
今年に入り、祖母を介護施設に入所することに
なった。人のために役立てるのではとの思いは
さらに強くなり、医師に相談した。
「働いて、社会の役に立ちたいです!」との
Aさんの訴えに、医師は「Aさんから働いてみたい、
との言葉が出たのは初めてだ。頑張りなさい。」
「まずは悔いないように行動しなさい。」と
温かく見守る言葉が返ってきた。
そして、Aさんはインターネットで、
今の状況から働けるようになるためになる
支援を探し、Jobridge飯田橋にたどり着いた。
今、Aさんの気持ちは「働きたい」との一言
である。
私はそれだけで、たとえ学歴や職歴がなくとも
病状を理解できていなくとも、その気持ちだけあれば、
なんでもできると確信する。
一緒に就活する日が来るのを私は楽しみに
している。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~