Jobridge飯田橋の渡部です。
 

 
誰しも正社員で就職したいものである。


しかし、1年以上、病気で働けなかったので
体力や精神力が本調子ではないので、
いきなり正社員雇用は厳しいのが現状です。

 


Jobridgeの卒業生でもほとんど、
最初、契約社員で正社員登用されている。


つい先日も就労して2年目のAさんから連絡があった。
Aさんは、最初正社員での就職を希望していた。
しかし、フルタイムでの勤務をする体力・精神力がなかったため、

やむを得ず正社員登用制度ありの6時間勤務の
派遣社員として就職した。

就職前は半年でフルタイムになりたいと思っていたが、
いざ働いてみると6時間でも勤務するのはきつかった。

それは、Aさんは、ADHDとASDを持っており、
特にASDの傾向が強かったため、一度、
のめり込むと過集中になり周りが見えない状態になったのである。

そのため、精神的な疲労感は半端ではなく、
力を抜けない分、緊張して勤務をしていた。

その特性を考慮してくれた企業は、Aさんに対して
無理をしないように休憩や業務量の配慮をしてくれた。

Aさんは、素直な方だったので直ぐに会社の指示に従い、
着実かつ正確な成果物を成し遂げていった。

そして、1日6時間労働にも慣れてきて、1年半で
フルタイムになった。

会社からはAさんの勤怠、勤務態度、実績を
十分に評価してくれて、
「次回の更新では正社員への登用を考えているから」

と言われるまでになった。

Aさんからしてみると1日6時間勤務の契約社員は
遠回りのように見えて、実は、自分の体力・精神力を
養えて、発病せずに働けるようになったので、

実は、長く働けるための近道になったに違いない。

皆さんも1日6時間の正社員以外の雇用は、
不本意ではなく、自分をしっかり健康にさせて
長く働けるための確かめの期間であることを
 
 
忘れないでもらいたい。
必ず企業はあなたを見ている。
そして、正社員への登用は夢ではなく必ずできることを。



動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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