JoBridge飯田橋 スタッフの内田です。
今日は書籍紹介をします。
「働き方の哲学」という本で、
「ボール視点で仕事を考える」という
サブタイトルがついています。
![](https://snabi.jp/uploads/blog_article_picture/202207/18/l_dd60d01c-7509-4425-ba6e-0eea9f2d5722.jpg)
この本は、各種キャリア理論について、
きれいなイラストで
わかりやすく解説をしてくれています。
キャリア理論にもいろいろありますが、
例えば、「働きがい」「適性」などについて、
多角的な視点から述べられています。
この本を読んでいると、知らず知らずのうちに、
自分にとって働くとはどういう意義を持つのかに
ついて考えさせられます。
私はこれまでキャリアコンサルタントとして、
いろいろな方のキャリア選択をサポートしてきました。
また、そのために多くのキャリア理論を学んできて、
理論の一つひとつは「なるほど」とは思うものの、
それを相談者に伝授したところで、大きな効果は
得られないというのが実感でした。
結局のところ、自分自身の生きがいや価値観を
明確にすることが全ての土台であり、
キャリア理論はその気づきのヒントにすぎないのです。
そういう意味で、この本は、多くの理論が網羅して
あってボリュームがありながらも
(263ページ)、全てのページがシンプルで
楽しいデザインになっているので、
眺めているだけでも自己理解に役立つ本だと思います。
現在働いている人も、働いていない人も、
また、一度も働いていない人、
長いキャリアがある人、部下を持つ上司でも、
誰にとってもヒントをくれる
一冊だと思います。
<おまけ>
紹介した本にも載っている有名な寓話をご紹介します。
◆寓話「3人のレンガ積み」
中世のあるヨーロッパの町で、建築現場に3人の男が働いていました。
3人とも同じ仕事を担当しています。
「何をしているのか?」と聞かれて、それぞれの男は次のように答えました。
1人目「レンガを積んでいる」
2人目「金を稼いでいるのさ」
3人目「後世に残る大聖堂を造っているんだ!」
(同じ仕事でもどのような意識で働くかによって、
やりがいが違ってくることを示唆しています)
![](https://snabi.jp/uploads/blog_article_picture/202207/18/l_eb4d2494-b7c5-4dca-8f3e-aeb2b694a7cc.jpg)
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