こんにちは。
JoBridge飯田橋の上原です。

今月から、
WRAP(=元気回復行動プラン)のプログラムが始まりました。

WRAPとは、精神疾患のある方が、
自分で自分の元気回復計画を立てる
セルフケア法のことです。

このプログラムの中で、一番始めににとりかかるワークが
「元気になる道具箱」の作成です。
自分が元気になるための方法をたくさん出して、リストにまとめていきます。

みなさんは、自分が元気になる方法をきちんと知っていますか?

マッサージに行く、友人と会って遊ぶ、
たくさん寝る、甘いものを食べる、音楽を聴く、
筋トレをする、ゆっくりお風呂に入る、カラオケに行く、
思う存分ゲームをする、お酒をのむなど


自分が元気になるために、できる限りの方法を出し切ってみます。
健康に良いか悪いか、周りから共感されるかどうかなどは一切考えずに
素直に出してみて下さい。

グループで意見をシェアすると、
自分では思いつきもしなかった方法に出会えたり、
無意識でやっていたけど、自分の元気につながる行動に気づけたり、
より一層有効な道具箱を作ることができます。

JoBridge飯田橋でグループワークを実施したときに、
印象的だったアイデアをいくつか紹介します。


・暗くて静かな部屋で横になる
・ぬいぐるみを抱きしめる
・勉強をする
・思い出し笑いをする
・乗換案内で旅行の妄想をする
・家族にばれないように全力で踊る
・お坊さんのYouTubeを観る
などなど。


人それぞれいろんな意見があって、面白いですよね!

WRAPをつくったメアリー・エレン・コープランドさんは、
自分のことを一番よく知っているのは自分、
自分を元気にできるのは自分なんだ、と言っています。

元気になる道具箱は
中身が充実していればいるほど、
いざというときに自分を助けてくれます。

ぜひ機会があれば、一度考えてみてはいかがでしょうか。





動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~