こんにちは。
JoBridge飯田橋の上原です。
今月から、
WRAP(=元気回復行動プラン)のプログラムが始まりました。
WRAPとは、精神疾患のある方が、
自分で自分の元気回復計画を立てる
セルフケア法のことです。
このプログラムの中で、一番始めににとりかかるワークが
「元気になる道具箱」の作成です。
自分が元気になるための方法をたくさん出して、リストにまとめていきます。
みなさんは、自分が元気になる方法をきちんと知っていますか?
マッサージに行く、友人と会って遊ぶ、
たくさん寝る、甘いものを食べる、音楽を聴く、
筋トレをする、ゆっくりお風呂に入る、カラオケに行く、
思う存分ゲームをする、お酒をのむなど
![](https://snabi.jp/uploads/blog_article_picture/202208/10/l_b44a7988-a960-4b47-b06e-584b648f7b2d.jpg)
自分が元気になるために、できる限りの方法を出し切ってみます。
健康に良いか悪いか、周りから共感されるかどうかなどは一切考えずに
素直に出してみて下さい。
グループで意見をシェアすると、
自分では思いつきもしなかった方法に出会えたり、
無意識でやっていたけど、自分の元気につながる行動に気づけたり、
より一層有効な道具箱を作ることができます。
JoBridge飯田橋でグループワークを実施したときに、
印象的だったアイデアをいくつか紹介します。
・暗くて静かな部屋で横になる
・ぬいぐるみを抱きしめる
・勉強をする
・思い出し笑いをする
・乗換案内で旅行の妄想をする
・家族にばれないように全力で踊る
・お坊さんのYouTubeを観る
などなど。
人それぞれいろんな意見があって、面白いですよね!
WRAPをつくったメアリー・エレン・コープランドさんは、
自分のことを一番よく知っているのは自分、
自分を元気にできるのは自分なんだ、と言っています。
元気になる道具箱は
中身が充実していればいるほど、
いざというときに自分を助けてくれます。
ぜひ機会があれば、一度考えてみてはいかがでしょうか。
![](https://snabi.jp/uploads/blog_article_picture/202207/18/l_eb4d2494-b7c5-4dca-8f3e-aeb2b694a7cc.jpg)
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~