JoBridge飯田橋の渡部です。
先日、定着面談に行ってきました。
Aさんは昨年10月に入社して1月で4か月目を
迎えていた。
最初の3か月は、勤怠安定をはかるため、
企業側がAさんに対してかなり手厚く合理的配慮を
施してくれた。
その期間は、Aさんの障害特性である
・抽象的な会話にたいして返答が難しい。
・マルチタスクが苦手で順位付けをしてほしい。
との要望に応えてくれていた。
また、体力的に問題があり週20時間が限界なので、
隔日での勤務も許されていた。
そのような状況下でもAさんは愚直に業務を遂行し
勤務態度も無遅刻無欠勤を続けていた。
そこで迎えた4か月目の1月は年末年始という連休を
はさみ、だれしも気が乗らない、会社に行きたくない気分が
強いのだが、Aさんはそこを何とかクリアした。
あと、今月から指示をくれる人が2名になりマルチタスクが
発生する可能性もあったが、同時に指示を出された場合は
Aさんから2番目に指示を頂いた方へ
状況報告と優先順位を聞くことができた。
Aさんは企業側が手厚い配慮事項に対応してくれていることに
対して感謝をしており、そのため自分の特性上苦手なことも
企業側をせめることなく丁寧に受け答えできるようになっていた。
一昨年の12月では、週20時間働くのも難しいといわれており、
自分の特性に対して企業が配慮することが当然であると
思っていたのに、たった1年で働いたらここまで他者に対して感謝の念をもって
仕事することができるようになったことに、私は人の可能性と
きれいな心がだれにでもあると痛感した次第です。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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