JoBridge飯田橋の内田です。
先日、メンタルトレーニングのプログラムにて
”WRAP(Wellness Recovery Action Plan)”の2回目を
行いました。
WRAPは、”元気なとき、自身の体調が下がっているときの
元気になるための対処方法を考えてみる”というセルフケア
の一つです、日本語では「元気回復行動プラン」と呼ばれ
ます。
前回と同様、参加されている利用者さん同士の意見交換を
中心に、ざっくばらんな形で進行して行きます。
2回目である今日は、リカバリーを軸に、”希望”、そして
”責任”をテーマに展開いたしました。
そして、”責任”というところでは、責任=自分の行動につ
いて責任を持つ、つまり、その行動は、自分に責任が生じ
るような、主体的であるということをテーマに意見を交え
ます。
責任というと固い言葉のイメージがあります。その通りで
はあるのですが、しかし、自分の行動を自分で決め(choice)、
その決めたことに自分の意味を見出す。
つまり責任を持つということは、とても尊いことであるのです。
その時間は、自分は確かに自分であった。
落ち込み、自分を見失っているときは、そうした”自分を取り戻す”
ということが、必要です。
意味への意思、あらゆる関係性の中に自分は存在して、
自分は替えの利かないものであると、このことに気が付
くことは、回復という意味において重要な意味を持ちます。
JoBridge飯田橋でのプログラムは、こうしたセルフケア
目的とするメンタルプログラムにおいても、集団にて実
施しています。
意見交換を参加者の間で交わすことは、自分の内面を、
相手の意見から気がつくこともあれば、自分は相手に
伝えて行く中で気が付くこともあります。
もちろん、支援員は徹底してサポートしますので、
コミュニケーションを苦手としている方でも、ご自身
のペースの中で培うことが出来ます。
盛り上がり、得られるものも多くありました第2回目。
次回第3回目も、同じく参加者同士を意見交換を丁寧に
行いながら進めてまいります。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
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