JoBridge飯田橋の髙木です。
季節は夏に差し掛かり、暑さも日を追うごとに
高まっています。
今はちょうどバラのシーズン。バラが満開に咲く庭を
度々見かけます。
私の隣家でもバラを育てており、お隣では、
鉢植えのバラがいくつもきれいに咲き誇っています。
しかし、私の目を引いたのは鮮やかに咲く白いバラ
ではなく、花壇の下で群れて見事に咲き誇るカタバミ
(イモカタバミ)の花でした。
カタバミと言えば雑草と呼ばれる野草たちの代表格で、
花は小さく花は直径で1.5センチくらいが平均ですが、
花壇の下で群れるカタバミの花は直径3センチほど、
葉に至っては直径で8センチ~9センチもありました。
率直に言うとかなりでかいです。
そして、群生しているのでかなりの威圧感があります!
隣家の方が言うには、抜くのも忍びないほどだと。
カタバミがここまで成長した理由には、
いくつかのきっかけがあると思います。
一つは、バラの花壇の下に群生しているので、
バラに与えていた栄養がこぼれ落ち、
その恩恵を受けていたのではないかというものです。
もう一つは、隣にあった畑が無くなり、
モグラがいなくなったということ。
その為ミミズがとにかく増え、つまり、
ミミズが豊かな土壌をもたらしたのです。
バラがこぼした栄養満点の肥料に
ミミズが作り出した豊かな土壌。
これらがカタバミの成長に追い風を与えます。
そして最大の敵である人間さえ手出しをためらうほど
立派に咲き誇りました。
ところで、「雑草魂」という言葉があります。
そして、つぎのフレーズが併せて浮びました。
「人間は、努力する限り、迷うものだ」
文豪ゲーテの作品『ファウスト』の中での有名な一説です。
雑草魂、つまり、どんなに引っこ抜かれようとも
必ず生えてくる果てしないたくましさ。
そしてゲーテの一説にある、
努力するからこそ迷いも起こるのであって、
つまり迷いは努力の証明といえます。
努力し、迷った時こそ立ちかえるべきは「雑草魂」です。
どのような状況、環境においても、したたかにしぶとく、
そして粘り強く構え、訪れたチャンスを捕まえる。
このスタンスです。
カタバミから学んだこの雑草魂、見習っていきたいと考えます!
動いた分、新しい自分になる!
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